天気で変化する結晶




今回紹介するのは、天候の変化に応じてガラスの中の液体が結晶化し変化するオブジェ「テンポ・ドロップ」です。





100年ほど前に既に船の航海する時に天気予測の技術として似たようなやり方が使われていたようです。正確な予測は難しいものの、大気中の電位変化に反応する液体がガラスの中には詰められていて、その反応をビジュアルとして楽しむことができます。

絵画や彫刻作品のようにビジュアルが固定されることなく、常に変化していくことが特徴です。長い間、作品表面を固定化することが美術作品制作の主流であったことを考えると、このような常に変化し、二度と同じ形が現れないものには強いアート性を感じます。

この製品は既に販売されていて(テンポ・ドロップ)、購入することができます。このようなアート性を持ったモノがお高くとまった「アート」としてではなく、手軽に入手できる「製品」として存在しているところに、現代のアート性の本質がある気がします。